こんにちは、ヒビコです。
読まなくなった本はできるだけ早く手放す。本は場所をとるので、手放せばかなりのスペースが空きます。
わが家は夫の本であふれているため(これについてはノータッチ。ホトケの心で見守る。)、私だけでも、と自分の読み終わった本はせっせと処分しています。
手放し方は、メルカリ、ブックオフ、資源ごみの3種類。
どの本をどれで手放しているか、私の場合こんな感じですよ、というのをご紹介します。
やはり高く売りたいならメルカリ
メルカリで本を売るメリットはなんといっても一番高く売れるということです。
ただ、とにかく手間がかかります。
写真を撮って、文章を打って出品
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購入者があらわれるまでひたすら待つ(すぐ売れないといつまでも本が片づかない)
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購入されたら、発送日などの連絡
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本を梱包し、発送(雨よけ対策として、私はビニール+封筒の梱包をしています。安いものではありますが梱包代がかかることも考慮に入れます。)
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発送連絡
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相手から到着の連絡があったら、取引の評価などをして終了
たった1冊の本を売るのにこの手間がかかる。10冊ならこれを10回。
最初は売れるのが嬉しくて、300円(メルカリの最低出品価格)にしないと売れない本でも出品していました。でも、手数料が10%(300円なら30円)に、さらに送料がかかるため、利益が100円をきることも。
私はこの手間に利益が見合わないと思ったので、メルカリで売る本は以下のように決めました。あと、需要の少ない本だと「いつ売れるかわからない」というのが地味にストレスになります。
メルカリで売る本
・最低でも利益が数百円以上
・ブックオフの買取価格との差がものすごくありそうな本(もしかしてと思ったら、メルカリでタイトルで検索をかけて、どのくらいで売れているか相場をチェック)
→今まで資格試験の教科書、専門書などは1000円以上で売れました。
・雑誌の最新号、話題の本など、出品すればすぐに売れるのが分かっている本
あと、これは自分の問題ですが、
・メルカリの作業ができる体力、精神力があるときだけやる
というのも結構大きなポイント。余裕がないときはメルカリはやりません(できません…)。
サクッと売れるブックオフ
ブックオフは、本を持っていきさえすれば、その場ですぐ売れるというのが大きなメリット。
ただ、本当に利益は微々たるものです。
なので「とにかく今日全て手放したい」という時に利用します。
ちなみに最近、ブックオフで本を買い取ってもらいましたが、11点で285円でした。
(最新の本などはなく、11点のうち最低買取価格が5円、最高が100円でした。)
ブックオフで売る時は、
・とにかく一気に全部手放せるからラッキー
・引き取ってもらえるなら買取価格は気にしない
この気持ちが大切です。
大量に処分するならネット買取が便利ですね。
数百冊処分した時は自宅に取りに来てもらえるネット買取がありがたかったです。
私は、手間と利益のバランスを考えて、ブックオフの買取を利用することが一番多いです。最初に持って行った時にはあまりの買取価格の安さに
「うぉぉい!?」
となりましたが、今はそういうものだと慣れました。
最終手段、資源ごみ
メルカリをやる時間も元気もない、ブックオフに行くのも重い腰が上がらない…という時でも本を処分できるのが資源ごみの日。
あらかじめ、この日!と決められているの
で、思い切りやすい。
雑誌は、資源ごみの日に処分することが多いです。ただ、それ以外の書籍は、やはりごみの日に出すのは抵抗があり、安くてもブックオフに持って行っています。
本の処分、結局、何がいいのか
買取価格を重視するなら確実に
メルカリ→ブックオフ→資源ごみ
です。
でも、何が一番いいかというならば。
その時自分が一番フットワーク軽くとりかかれそうなものがベスト。
これに尽きると思います。
高く売るのは二の次で。
いらない本を見る度に
「この本何とかしなきゃ…」
と思い続けるストレスはなかなか馬鹿にできません。
手放したいと思ったらできるだけその時を逃さないほうがいい。
私は今後も自分にとって手軽なブックオフメインで行きたいと思います。
ま、でも、もうちょっと買取価格が高ければいいですけどねー(本音)。
たくさん手放したら本との付き合い方が変わった
ここからは余談です。
私は本が好きでした。本棚いっぱい、何百冊も持っていました。本って「知識になる」という大義名分があるからか、衝動買いをしても罪悪感が少なかったんですよね。
「本をたくさん読んでいる(持っている)私」に満足していたところもあったかなと今は思います。
でも、何度もメルカリやブックオフで本を処分することを繰り返しているうちに、
「どうせこの本もすぐに手放すことになる」
「手放す手間をかけてでもこの本が欲しいか?」
と購入する前に考えるようになりました。
それでも1回は手元に置いて読みたい、と思う本を買う。
これで本の衝動買いは激減しました。
自分は本は絶対に手放せない、と思っていましたが、いざ処分をはじめてみると、本当に手放せないと思う本はとても少なかったです。
よく片付けのコツなどで
「本はまた読みたくなったらまた買えばいい、だから手放しなさい。」
というのがあります。
たくさん持っていた時は
「いや、読みたいときにすぐ手元になくちゃ意味ない!だから手放すなんて考えられない!片付けマスターの方には本好きの気持ちは分からないよ…」
と思っていたのに、実際、
手放してからもう1回読みたい本って、ほとんどない。
これは意外でした。学生時代にハマって集めた作家の本も、手放すときはあんなに迷ったのに一度も買い直していません。
片付けマスターの金言は、私程度の(自称)本好きの気持ちはお見通しの上でした。
ちなみに私が手放せなかった本は、ほぼ漫画・笑
自分の本当に好きな本に気づけたのも面白かったです。
本をたくさん持たなくなったら、
「本が好きな私♪(変な自尊心)」という気持ちが一切なくなりました。
思い返せば恥ずかしい話ですが、こんな得意げな気持ちがどこかにあったのです。これに気づけたのも良かったと思います。
今は、その時読みたい本をただ読む。
満足したら、手放す。
本との付き合い方が変わって、なんだかとても楽になりました。
これからもその時興味のある本を循環させて、
風通しの良い本棚を目指したいと思います。
ちなみに蛇足ですが。
いつもブックオフに本を持って行く前に買取価格予想(今回は300円くらいかな~等)をするのですが、慣れたはずなのにいつも予想価格より実際の価格が下回ってしまうのが残念です。
毎回、欲深い自分と対面せざるをえません。まだまだ修行が足りないようです。