こんにちは、ヒビコです。
勝手に秋の断捨離キャンペーン開催中です。
今日は使わなくなった夫の枕を捨てました。
(なんでとっておいたのか…??)
さて、今まで捨てるのが大変だったものといえば…
・父親が作った巨大な棚(木製)
・ベッドサイドの小さな棚(木製)
が、私の中での二大トップです。
どちらも木製品。
私の住む地域では、木製品は粗大ゴミで出せないので、
自分で小さく解体しないといけないためです。
ネジをはずして、電ノコで木を切って、時には無理やり折って、紐でまとめて…毎回大がかり。
(電ノコ作業するのは夫ですが…)←二人がかりの大仕事
粗大ゴミは、捨てるものをそのままゴミ捨て場まで持って行きさえすればいいのでまだマシです。
まあ、大きいものは捨てるのが大変だ、というのは当然として…。
今日は、小さいのに捨てるのが大変だった雑貨の話を。
今でも忘れない、この2つ↓
・ビーズでできたおしゃれハンガー
・金具の取っ手がついたナチュラル風の籐カゴ
です。
どちらもそれほど珍しくない雑貨だと思います。
でも捨てる時の大変さは、小物の中では断トツでした。
大変さの理由は、分別作業。
ハンガーは、金属+プラスチック。
カゴは、金属+籐。
※写真ないので、絵ですみません…
この金属+異素材の分別の大変さといったら…。
思い出すだけで家じゅうのハンガーを膝でへし折ってしまいたくなる衝動にかられます。(どんだけトラウマ)
実際にどう大変だったのかをつづってみますね。
~ハンガーの場合~
太い針金にパール風のビーズが通してある、ハンガー。
一カ所針金を切れば、全部ビーズが抜けるだろうと予想していました。
分別もすぐできるな、と。
が。
針金が極太で、まず切るのがとても大変。
そして、切ったのに全然ビーズが動かない。
(どこかが接着してあるか、針金に対してビーズの穴がギリギリだからか)
極太針金を力ずくで曲げたり伸ばしたり、試行錯誤した結果、
針金からビーズを抜くのは無理
という結論に達しました。
結果、
外のコンクリートの上にハンガーを置き、
カナヅチでビーズを一つ一つ叩き割る(!)
という方法を採用せざるをえなくなり。
意外に力がいるわ、ビーズは飛び散って危ないわで、散々でした。
こんなにカワイイハンガーをカナヅチで叩き割っている自分…
何やってるんだろ…
という精神的苦痛もなかなかのものでした。
~籐のカゴの場合~
ナチュラルテイストの籐カゴ。取っ手と箱部分の骨組みが金属製のものでした。
これは最初から分別が大変そうだなと思いました。
籐を切って金属の骨組みから外すしかないので。
籐って硬いですしね…。
私の右手にあるのは普通のハサミ。こいつでやるしかない。
まずは一刀目を入刀。
籐は硬かったですが、一応切れました。
ただ、ほんとに数本ずつしか切れないので、
パチッ、パチッ、パチッと地道にミリ単位で切り進めていくしかありません。
縦に一列切り終わったとき、
編みこまれた籐をどのくらいはずせるかな?と思って、
編目をほぐそうとしてみました。
か、固い…。(絶望)
きっちり編まれた籐は一カ所切ったくらいでは、はずせませんでした。
そこで何回も何回も何回も籐を切ってははずし、切ってははずし、を繰り返すことに。
予想以上に木くずのようなカスはたくさん出るし、
ハサミを持った手は痛いし、
全然終わらないし、
「いっそのこと籐に火をつけてしまえば楽になれる…」と思うほど
とにかく、苦行でした。
しかも、この作業を何気なく夜10時のダイニングテーブルで始めてしまったので、
こんな時間に台所で籐まみれになってる自分…
何やってんだろ…
という精神的苦痛もなかなかのものでした。(時間と場所のチョイスは完全に自分のせい)
ともあれ、この2つの分別事件以来、
金属+異素材の物はできる限り買わないよう気をつけています。
2つとも買うときは数百円で、すごく気軽に買ったのに。
処分するのがこんなに大変だなんて、いい教訓になりました。
物は、買う時にそれを処分する時のことも考えなければいけないですね。
そう、どんな物でも、いつかは必ず捨てる時がくる…
恐ろしい予言のようですが、
これは真理。
人が死から逃れられないように…
物は捨てから逃れられないのです…
(ちょっと急に何このテンション)
人は物を捨てる時…
自らのかつての欲望と向き合い…
幾ばくかの罪悪感と共にそれを昇華させる…
さあ、ミニマリストを目指す者たちよ…!
物を捨てた先にある新世界をその目で確かめるのだ…!
そこで見る景色は美しいであろう、輝いているであろう!ふはははは!
ふはははははははははは!
(お目汚しなのでせめて小さくしておきました。)
(結論としては、金属+異素材の雑貨には気をつけて、ってことで。)
(あと、捨てにくい雑貨による精神の崩壊にも気をつけて。)←普通ないよ
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