日々のなんとかしたいをなんとかするブログ

物を減らして、家事を減らして、ミニマルライフを目指します。

【実家の小片づけ】親に物を捨てさせるのは大変だ。大切なのは言い方。

こんにちは、ヒビコです。

 

私くらいの年齢(アラフォー)になると、

気になりだすのが実家の片付け

 

親世代あるあるだと思いますが、

私の親も物をとっても大切にとっておくタイプ。

 

実家の物の量、すごいです。

 

ただ、私の実家は、父親が整理整頓好き。

なので、いわゆる汚部屋というわけではありません。

全体的に、

きちんと収納しよう

という意思は感じられるのです。

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 (※写真はイメージです)

 

でも、ぎゅうぎゅうに収納された物たちが

かもし出す圧迫感はなかなかのもの。

 

常々、母親には「洋服捨てたらすっきりしたよー」などと、

物を捨てる=スッキリ気持ちいいよ

という自分の話を

刷り込むごとくしているのですが、

なかなか実行にはうつせないようです。

 

今日はそんな実家の、ほんの引き出し一つ分くらいを片づけたよ、という話です。

それでも一苦労だったし、思うところがありました。

 

 

親はなかなか物を捨てない

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私の両親は父親が70代、母親が60代。

典型的な昭和の父母、といった感じです。

 

子供が捨てようとした服を、

もったいないと言って着るタイプ。

 

(まあ、そんな両親のもとですくすく育った私も、

以前は物をため込むタイプだったわけですが。)

 

自分が物を減らしてから、改めて実家に行くと、

物の量にびっくりします。

 

今日は子供(0歳)を連れて実家に行ったところ、

「何か遊ぶものがあった方がいいかなぁ」

と父親が段ボールを出してきました。

 

段ボールの外側には

「ボール 空気入れ」

と書いてあり、

 

中には、

私の弟(アラフォー)が中学時代(!)に使っていたと思われる

サッカーボールやバスケットボールなどが

空気を抜いて丁寧にしまってありました。

 

「この子にはまだ早いからいいよ…!」

 

と言うのが精いっぱいだったよ…。

 

父さん、それ、たぶん捨てて大丈夫なやつだ…。

と思いましたが、来て早々そんな話をするのも面倒だったので黙っておきました。

すごいな、実家…。

 

どうですか。この感じ。

こういうものがたくさんたくさんあるんですよ。

手ごわいでしょう。

 

ふと目についたのがハンカチ

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子供を遊ばせつつ、改めて家の中を何気なく見ていると、

ハンカチやハンドタオルを入れているカゴが目に入りました。

 

父母2人分としては明らかに多すぎる量。

50枚以上はあるように見えます。

 

聞いてみると、ほぼ母親のものだと。

ということは、1人で、50枚以上…??

 

手に取ってみると、

 

「あれ、これ私のだ!これも!これも!」

 

そう、私が昔使っていたハンカチやハンドタオルがたくさん。

そういえば昔、私もハンカチやハンドタオルをたくさん集めていて、

母に大量に譲った(使わないから適当に処分して~的なノリで)ことがあったな、と思い出しました。

 

自分が使わないものを親に押し付けてしまった

と責任を感じたので、それだけ何とかして帰ろうと思いました。

 

親は本当に物を捨てたがらない

大量のハンカチ&ハンドタオルの山から、

 

・かつて自分が使っていたもの

・明らかにボロボロのもの

 

を20枚くらいひとまとめにして、

 

母親に

「これ、私が昔使っていたやつと、見るからにボロボロのやつだから捨てていいかな?」

と聞きました。

 

すると…

 

「古いタオルもボールを拭いたりするのに使っているから、捨てないで」

 

と。

(ボールというのは、趣味でやっているスポーツのボールのことです。)

 

はい、聞き方失敗!!

 

よく、雑誌の「親の家の片付け」特集なんかで書かれていますよね。

 

親の物を処分する時の聞き方に気をつけろ、と。

まさにそれです。

 

「捨てていい?」

 

と言われて、

 

「いいよ」

 

と簡単に言えるくらいなら、

こんなに物が集まっていないんです。

 

そこで次の手を考えました。

 

ちょうだい、と言ったらすぐくれた

 そこでしばらく時間をおいてから、

1枚の古めのハンドタオルを手に取って聞いてみました。

 

「これ、うちで雑巾に使いたいんだけど

結構古そうだからもらってもいい?」

 

と。(本当に掃除用のウエスがなかったので欲しかった)

 

すると、

 

「それは使ってないからいいよ」

 

と言うではありませんか!!

 

さっきまとめて聞いたときには

全部いる!という感じだったのに!

 

親に捨てを決意させる聞き方

よし、これはいけそうだ!と思った私は、

母親が子供(孫ね)を抱いている特に機嫌のいいタイミングを見計らって

たたみかけました。

 

ハンカチ&タオルを1枚ずつ、手に取って

 

「これ、うちで雑巾に使いたいな」

「これはよく見たらシミがついてるよ」

「これ、素材良さそうだけど、糸が出ちゃってるね」

「これはアイロンかけてもヘナヘナの生地だから使いづらいよ」

 

などと、なるべく私からは「捨てる」と言わずに、

親に「それはもういらない」と言ってもらうように聞く。

 

そして、これが結構重要かな、と思ったのですが、

 

「これは、かわいいからとっておいた方がいいよね」

「これは、お弁当包むのに使ってるからとっておくよね」

「これは、結構色が薄くなってる気もするけど…どうする?」

 

と、何でもかんでも捨てたいわけじゃない、ということを分かってもらう。

 

すると、母親の方から

 

「これは、よさそうなものなんだけど、

あんまりオシャレじゃないからいいわ」

 

などと、言ってきました。

 

最初にまとめて聞いたときは、

いらないものなんてない、という感じだったのにすごい進歩です。

 

結局、最終的に私は12枚もウエスをゲット!

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その他にハンカチなどウエスにならないもの15枚くらいは捨ててもいい、

という結論になりました。

(捨てると決めたものは、親の気が変わらないうちにすぐ捨てました)

 

それでも私から見たら、まだまだものすごく大量に持っていますが、

そこは価値観の違いということで、私がとやかく言うことではないかなと。

 

結論:やっぱり親に物を捨ててもらうのは大変!でも少しずつ物を減らしてほしい。

たかがハンカチで、この顛末ですからね…。

洋服とか、日用品とかどうなっちゃうんだろうと思います。

(それはもう~大量にあります)

 

幸い母親とは仲が良いので

しょっちゅう私から

「今日は〇〇を捨てたわ~」

という話はしているのです。

 

 その度に

「うちももう少し何とかしないとねぇ」

とは言う母。

 

たまに

「キッチンの棚を整理して、少し物を捨てたよ」

などと報告してくれることもあります。

 

でも、今回の件で、先は長そうだな~と改めて思いました。

 

私は、物を減らす快適さに目覚めて、

それを実行すべく頑張っているつもりですが、

その価値観が一番だとも、正しいとも思っていません。

 

なので、両親に

私と同じ価値観で片づけろ、

と強要するつもりはありません。

 

ただ、多すぎる物は、

これからさらに年老いていく両親にとって、

いつか負担になると思っています。

 

元気なうちに、自分たちにとって適正な物の量に調節してほしい。

 

でも「娘に捨てさせられた」とは思ってほしくないので。 

のんびり、物の少ない快適さを刷り込みつつ、

今回のように上手に参加して一緒に物を減らしていこう!

と改めて思いました。

 

ま、自分のうちもまだ片づけ切っていないのでね。

あまり大きなことは言えませんが。

 

自宅と実家。

同時進行で片づけ、頑張りたいと思います。

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