こんにちは、ヒビコです。
アラフォーです。
白髪染めが欠かせません。はぁ。(ため息)
私くらいの年代だと、まだ全然白髪のない友人もいます。
この悩みがないなんてうらやましすぎる…!
と、自らの白髪を呪いつつ、
せっせと白髪を染める日々です。
今日は
ヘナでの白髪染め意外といいよ!
という話です。
勇んで書き始めたところ、
記事の長さが過去最高になってしまいました。
そんなに長く読みたくないよ!
という方は気になるところだけでもご覧ください。
(全部気になってくれればいいのになァ)←ハイ、本音
私がヘナ染めを始めた理由
私が最初に自分の白髪に気づいたのは、OLだったアラサー時代。
見つけたのは、たったの1~2本。
それでも、ものすごくショックでした。
そんなバカな…
たまたまストレスとかで白髪になっただけさ!
と思い込もうとしたのですが、
それからあれよあれよという間に、見つかる白髪が増えていく恐怖。ひいい。
白髪との戦いが始まりました。
それまでは、ヘアカラーは美容院で2~3ヶ月に1回、
カットのついでに、気が向いたときにしていました。
しかし白髪を隠す、という必要に迫られてからは、
その頻度がどんどん高くなり…。
30代半ば頃、
最終的にはヘアカラーのために
1.5ヶ月に1回美容院に行っていました。
しかもその合間に、時々ストレートパーマもかけるという頑張りっぷり。
もちろん髪が傷みます。
それを最小限に抑えようと、
高いトリートメントなどでヘアケアに邁進しまくる日々。
一体どれだけのお金と時間を費やしていたことか…!
もう、
パーマとカラーで髪、自ら傷める(お金と時間かかる)
↓
トリートメント必要になる(お金と時間かかる)
↓
すぐ髪のびて白髪出てくる
の繰り返しですよ。
思い返すのもつらい負のループ。
しかし、ある時真剣に考え始めました。
・このままずっと「ほぼ毎月」の白髪染めで髪を傷め続けていいのか
・美容院代がどう考えてもかかりすぎている
これからさらに増えていくであろう白髪。
傷み続ける髪の毛と、かさむ美容院代をなんとかしたい!
と本気で思いました。
そんなときに知ったのが、ヘナ。
ヘナという植物の粉で白髪が染まるらしい。
そして髪が傷まないらしい。
しかも自宅で安く染められるらしい。
という、私にとっては夢のような話でした。
ただ、調べると、ヘナはクサイという話があったり、
染めムラになったらどうしようとビビったり(セルフカラーもやったことがなかった)で、
なかなか思い切れず…。
実際にヘナ染めを始められたのは、かなり迷った後でした。
それから早数年。
単純に、誰にでもオススメだよ!!
とは言えませんが、
私自身の感想は
勇気を出して(大げさ)ヘナ染めを始めてよかった~!!!
です。
ヘナ染めの方法と必要な道具など
さて、ここからは具体的な方法を。
市販のカラー剤でセルフヘアカラーをしたことがある方なら、
ヘナ染めもそれほど難しくはないのではないかと思います。
(私はセルフカラーの経験ゼロでしたが、それでも問題なくできました。)
ヘナ染めのやり方
ヘナ染めのやり方は次の通り。
髪を濡らす(整髪料などがついているならしっかり洗う)
↓
ヘナの粉をお湯で溶いてペースト状にする
↓
ヘナを髪に塗る(手袋をした手でペタペタ塗るだけ)
↓
頭にラップを巻いて放置(私はいつも1~1.5時間)
↓
ヘナを洗い流す
↓
髪を乾かす
これだけ。
ただ、これが面倒か面倒でないかと言われれば、
面倒くさがりの私、
もちろん答えは、
面倒です。(だろうね)
でも白髪を放置するわけにもいかないのでね…。
年をとるって大変ね…。
ヘナ染めに必要なもの
私が使っているヘナ
ヘナ染めに必要なもの…
なにはなくともまずはヘナ。
ちなみに、私が使っているヘナカラーはマックヘナ↓です。
取り扱っているドラッグストアが近所にないので、
いつもネット通販で購入。
色は、「ナチュラルブラウン」。
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【色について、ちょっとした説明】
ヘナは髪をオレンジ色に染める特徴があり、単体では髪色を茶色や黒にはできません。
そのため、マックヘナ「ナチュラルブラウン」にはヘナの他にインディゴという青い染料が混ぜてあります。ヘナ(オレンジ)とインディゴ(青)の合わせ技で、茶系の色を出すという仕組みです。
本当にしっかりと染めたいなら、ヘナとインディゴを別々に分けて染めるといいらしい(実際マックヘナにもそのタイプもある)。でも1回の白髪染めで、ペースト塗る→放置→流すを2回もやるなんて面倒すぎて私には無理です…。
というわけで私は1回で染められるタイプをずっと使っています。
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ちなみに名前は「ナチュラルブラウン」ですが、
私個人の染まり方で言うなら、
頭全体の印象としては完全に「黒」。
私は、年の割に白髪が多いとはいえ、
髪の毛全体に占める割合では、圧倒的に黒い髪が多いです。
もともとヘナの発色はオレンジ。
黒髪にのせてもあまり目立ちません。
ただ、黒髪の上にインディゴの青い染料がのることで、
より黒々した感じになるのではないかと思っています。
白髪はしっかり染まれば周りの黒髪とほぼ同化。
染まりが弱かったところは茶色っぽくなります。
ヘナは天然染料のため、
ヘナの質はもちろん、髪質や気温、放置時間などで
染まり方が変わってきます。
どう染まるかは、自分で試してみるしかないのが現状です。
えーと、なんだか真面目に語りすぎてますけど、みなさんまだ読んでくださってますかね…。
色々書いておいてアレなのですが、
このへんのヘナについての情報は、専門的なサイトがたくさんあるのでそちらを見ていただいた方が分かりやすいと思います。「ヘナ 白髪染め」とかで検索すればたくさん出てくるはずです。
急に投げ出してすみません…。
でもヘナは奥が深い…。
今の説明が私の限界ということで、なにとぞご容赦ください。
ヘナ以外に必要なもの
私がヘナ染めの際に使っているアイテムはこちら↓
・ヘナを溶くお湯(水道水よりミネラルウォーターの方がよく染まるそうです。)
・ヘナを溶くボウル(カップ麺の容器などでもOK)
・ビニール手袋かゴム手袋(手にフィットするタイプが使いやすいです。マックヘナにも付属の手袋が入っていますが、手にフィットしないタイプなので私は使っていません。)
・ラップ
・ドライヤー(温めると染まりやすい)
・カイロと帽子(オリジナル技ですが、頭にラップを巻いた後、温めるために頭にカイロをのせてニット帽をかぶっています。←今のところ帽子を汚したことはなし)
くらいでしょうか。
あと、なくても大丈夫ですが、100均などで売っている毛染め用の使い捨てケープがあると服が汚れず楽です。ゴミ袋などでも代用できそうですね。
ヘナ染めのメリット・デメリット
ヘナ染め、私自身は満足していますが、
やはりいいところと悪いところがあります。
ヘナのいいところ
・髪が傷まない。むしろ丈夫になる。
何回染めても髪が傷まないって素晴らしいですよね。
しかもトリートメント効果があり、髪が丈夫になります。
ヘナの成分は傷んでスカスカになった髪の隙間を埋めてくれるんだとか。
そのため、続けていると髪自体がしっかりしてくるという利点があります。
なので、白髪染めではなくトリートメントとしてヘナを使うという人もたくさんいるそうです。
実際、私もヘナを始めてから行った美容院で、美容師さんに髪が丈夫だと褒められました。
・いつでも自宅で染められる
美容院に行かなくていいというのは気楽なものですねー。
予約しなくていい、予定を調整する必要もない。
そうだ、ヘナ、しよう。(そうだ、京都、行こう。の感じで)
ってなもんです。
・安い
私が使っているマックヘナは、1箱だいたい1500円前後です。
しかも髪が肩下の長さの私でも、1回に1箱は使いきりません。余った分はとっておけるので経済的!
ヘナの難点
・独特の匂いがある
草みたいな、青臭い抹茶みたいな匂いがします。私は牧草の匂い(イメージです)と呼んでいます。
しかもこの匂いがほんのり数日残るので、これが耐えられない人にはキツイかも。
私は、「草っぽいなぁ」とは思うものの、
そこまでキツく感じません。あと、慣れました。
一応、大事な予定がある前日などにはやらないようにしています。
・染めた直後に色落ちする
染めた直後は、よく洗い流しても少し色落ちします。
特にヘナを初めてやった時が一番色落ちします。タオルや枕にほんのり色がついたりして、「うわぁ、色落ちするなんて私には無理!」と思うのですが、ここでへこたれるのはもったいない!
なぜか回数を重ねるごとに色落ちが少なくなっていくので、ぜひ数回はがんばってみてほしいと思います。
私は今ではタオルや服には、ほぼ色落ちしません。
ドライヤーをかけた時に、髪をバサバサやっていた手に色がつくくらい(手を洗えばすぐ落ちます)。
・色が選べない
先ほど書いた通り、ヘナはオレンジ、インディゴは青。
これを単体か、組み合わせてできる色以外は選べません。
ミルクティーみたいな色で…とか、
今回はアッシュ系で…とか、
そういうおしゃれはできないのでお気をつけください。
ヘナの疑問解消コーナー
私がヘナ染めを始める前に不安だったことを経験者として回答するコーナー!
キャー!楽しみー!(自分で言うしかないので許してやろうよ)
※あくまでも私個人がマックヘナを使って感じたことを書いています。髪質や体質などにより結果は異なる可能性がありますのでご了承ください。
Q1.ヘナはどのくらい匂いが残るの?
2~3日はヘナの香りがします。3日以降もふとした時に、うすーくヘナの香りに気づくこともあります。だんだん薄くなるので、1番気になるのは当日、翌日くらいでしょうか。
私はヘナ染めの翌日に友人に会った時に聞いてみましたが、普通に話している距離だと気づかないとのことでした。(頭に鼻を近づけてクンクンかいで「本当だ!草っぽい!」と言ってました。)
Q2.ヘナ染めしてから美容院でパーマはかけられるの?
はい、かけられました(私はストレートパーマですが)。ただ、念のため美容師さんにはヘナで髪を染めていることを伝えた方がいいと思います。
あと、パーマはヘナ染めから1~2週間をあけてからの方がいいそうです。パーマの後のヘナ染めも1週間くらいはあけてくださいと言われました。
Q3.実際、白髪の染まり具合ってどうですか?
最初の1回は薄いかもしれませんが、繰り返していくと結構しっかり染まります。
ただ、染まり、色持ちともに美容院のヘアカラーにはかなわないかな…とは思います。やはり化学薬品の力はすごいっす。自分かなわないっす。(ヘナより)←今そういうのいいから。
私も、その時の条件(放置時間や気温など)によって「あれ?思ったより染まらなかったな」と思う時も正直あります。塗り残しなど、技術の未熟さが原因の時も。
でも美容院のヘアカラーのように髪が傷まないので、また染めればいいかーと思えます。 次回染める時期を早めたりして調節してます。
Q4.ヘナが肌についても大丈夫なの?
はい、洗い流せば大丈夫です。
私は面倒すぎて、顔まわりの保護クリーム(よく美容院のヘアカラーの前にも塗ってくれるやつです)も塗っていません。
一応、ヘナの説明書には「塗ってね」と書いてあるので自己責任ですが。
髪を染め終わったタイミングでしっかり洗い流せば肌についても問題なし。
今まで、顔や耳にヘナの色がついてしまった!ということは一度もありません。
ただ、爪の中に入ったヘナに関しては嫌な予感しかしないので、手袋は必須です。
ヘナ染めのまとめ
…色々書きました。書きすぎました。
自分の中にこれほどヘナへの熱い思いがあったとは驚きです。
(ちなみに私は特に自然派とか、そういうタイプではないです。)
ここまで読んでくださった勇者の方、
どうもありがとうございました。
ただ、書いてみて、
文字にするとやけにデメリット多いな!
と気づきました。
美容院のヘアカラーより染まらない、
匂いキツイ、色落ちする、色選べない…
うんうん、そんなに魅力的に思えないかもしれませんね…。
でも私はヘナ染めに変えて本当に良かったんです。
今後の人生で白髪が増えても、
髪の痛みや頭皮への影響を気にせず、
好きな時に好きな回数、
自分で染められるから大丈夫!
と思えたのが、自分にとってすごく大きかった。
美容院は、パーマやカットで「髪型を変えたい」時だけ行けばいい。
ヘナのおかげで、
白髪染めのために
よけいな時間とお金を費やすことも、
髪の毛が傷むストレスもなくなりました。
髪の色が選べないのも私はOK。
このまま黒髪で生きていけばいいわ、と思っています。
結論としては、
ヘナはいろいろ面倒なこともあるけど
一番気になるところを解消してくれるのでOK!
ってところでしょうかね。
…。
…。
~ここから素敵な音楽がフェイドイン~
~♪
さて、
長きにわたってお送りしてまいりましたヘナの回も、いよいよお別れの時間となりました。
皆様どのように感じられましたでしょうか。
全ての人に合うとは思えないヘナですが、
自分の考えやライフスタイルに合うようでしたら、
試してみてもいいかもしれませんね(微笑)。
ここまでのナビゲーターは、「いつも頭にヘナを」の、ヒビコでした。
皆様、よい週末をお過ごしくださいませ。
※真面目に長く書きすぎて最後キャラを見失いました。ご了承ください。
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いつも読んでくださって
ありがとうございます。
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